はじめに
みなさんは美味しい米を食べていますか
いつもと同じ品種でも良いのですが料理によって合う・合わないということが出てきます。毎日食べるものだからこそ、こだわってみませんか?定番の品種や変わった品種などを紹介しますのでこれからのお買いものの参考にしていただければと思います。
ちなみに私がオススメしているのは【群馬県産のぐんまい】一般市場では出回らないという米なのでぜひ、食してみて欲しいです。【ぐんまい】の特徴はというと、モチモチ感があって冷めても固くならず美味しいです。なのでお弁当などにも向いています!非常に美味しい米なのでネットで調べて購入してみてくださいね♪
米の産地にこだわってみましょう
米の産地は、同じ品種でも日本各地にあります。例えば、美味しいコシヒカリと聞くと新潟県を連想する人が多いと思います。新潟産のコシヒカリは歯ごたえがあり、咀嚼しているときの味わいが深いものが多いです。実際にはよく見ると、産地が新潟ではないコシヒカリもあるのです。例としては舞鶴(京都府)の農家のコシヒカリというものも存在します。新潟より南で育ったこのコシヒカリは、歯ごたえがありつつも柔らかさがあり、咀嚼しているとほんのり甘く感じてくるのが魅力です。新潟産、舞鶴産、どちらも優劣が付けがたい良さがあるのです。いつも同じ米をかっているようなら、同じ品種の産地が違う米に目を付けてみるのも良いと思います。食べ慣れている品種なら口に合わない可能性が低いので、ローリスクで新しい味との出会いがあるかもしれません。
寿司屋が選ぶ岐阜のハツシモ
ハツシモの産地は主に岐阜県で、他ではあまり栽培されていません。収穫量が限られるので「幻の米」とも呼ばれています。収穫時期が特に遅く、霜が降りる頃に収穫するので「ハツシモ」と命名されました。日照時間が長く、温暖で豊かな水がある平野部でしか栽培できないため、希少価値です。
ハツシモは、長形大粒で中飴色をしていて、光沢があります。梅雨や夏場を過ぎていわゆる古米の状態になっても味の劣化が少なく、長期間、新米の時のように美味しい米を楽しめます。また、粘り気が少なくてあっさりした食感から、寿司米として昔から重宝されています。粘りがないので、シャリを切ったときに米粒が崩れない、冷めても味が落ちにくいのが特徴で、「匠の米」の愛称もあります。関東にはあまり流通していませんが、関西ではコシヒカリと並ぶほどの評価を得ています。
米の美味しい産地の秘密
日本での米の名産地は、新潟県や北海道や秋田県などの気温の涼しい地方に集中しています。米の原産地は亜熱帯の地域ですから、とても意外に感じられます。こんな意外な結果になるのも、美味しい米を作るには、特別な条件が必要になるからです。米の名産地は、4つの条件を備えた地域です。第1に、澄んだ綺麗な水が豊富にあること。第2に、広々した水田を作れる広い平野があること。第3に、水はけの良い土壌であり水が滞留して腐らないこと。第4に、昼夜の寒暖差が適度に大きいこと。これらの条件を満たすとなると、東北地方や北海道が有利になる傾向があります。食味ランクで特Aの評価を得た米の産地は、これら北方の産地が多いです。しかし、稲の品種改良もあって、福岡県や佐賀県や熊本県でも、味で特Aランクを得た米があり、意外な産地の米にも美味しいものがあります。
美味しい米が育つ土地の特徴とは
美味しい米というとまず頭に浮かぶのが新潟のコシヒカリですが、最近では北海道が日本一になっています。地球温暖化で北海道でも米が作られやすくなったのと、品種改良で寒さに強い米が出てきたことも大きな理由です。昔から米の産地として有名なのは、他にも秋田県や福島県、山形県があげられます。最近では九州産の米も登場していますが、やはり東北地方や甲信越地方が有名です。
美味しい米を作る産地の特徴は、まず水が豊かで、水はけのよい土地があることです。新鮮で美味しい水で栽培することが美味しい米を育てる重要な条件だからです。大きな田んぼでたくさんの米を作るためには、広い土地も必要です。また、田植え後、稲は夏に太陽の光を浴びながら育ちますが、十分な日照時間と朝晩の寒暖の差が激しい土地が米作りにふさわしいとされています。